アソビマーケットとは?その概要と登録方法について

IT技術の進化に伴い、今やパソコンやスマートフォンは一人一台が当たり前の時代となりました。
自分の好きな音楽やマンガなどをダウンロードして楽しむ人が多いですが、このようなデジタルコンテンツを売買できるアプリがあることをご存知でしょうか。
そのアプリの名前は「アソビマーケット」というもので、自分がダウンロードしたマンガやゲームなどのさまざまなデジタルコンテンツをマーケットと個人間の双方において売買することができます。
そのため、もう聴かなくなってしまった音楽や見なくなった書籍類、もう飽きてしまったゲームなど、使わないのにメモリだけを占有しているアイテムをお金に変えられると注目を集めています。

デジタルデータの所有権を完全にユーザーのものとすることが可能

もちろん売るばかりではなく販売もしているため、欲しかったデジタルコンテンツを安価に買うこともできます。
あくまでもデータであり実在しないものではありますが、最近よく耳にするようになった「仮想通貨」にも使用されている「ブロックチェーン」と呼ばれる技術を利用することで、デジタルデータの所有権を完全にユーザーのものとすることが可能となりました。
アソビマーケットではこれらのデジタルコンテンツに加え、オンラインゲーム内で獲得することができるアイテムやゲームコンテンツなども売り買いすることが可能となっています。
なかなかレベルアップしなかったり、欲しいアイテムがあっても高くて手が出せないといったゲーム内の自分のキャラクターでも、アソビマーケットで探せば簡単に手に入れられると評判を呼んでいます。

「アソビウォレット」というアプリケーションをダウンロードする

このアソビマーケットを利用するためには、まず「アソビウォレット」というアプリケーションをダウンロードする必要があります。
アソビウォレットとは大手スマホゲーム開発会社である「アソビモ」が提供する、仮想通貨のような暗号資産を保管するためのお財布アプリです。
売り買いにはアソビコインと呼ばれる独自通貨を使用しますが、この通貨は将来的には取引所にも上場される予定となっているため日本円に換金することも可能となります。
アソビコインはゲーム内で使用するアイテムを購入する場合に利用することができ、ゲームや電子書籍の購入にも使うこともできます。
また、逆に不要になったゲームなどをアソビマーケットに出品し、アソビコインを得ることも可能です。
このように獲得したコインを使って、売り買いを続けることでプラットフォーム内経済が循環する仕組みとなっています。

ウォレットアドレスの作成を行う

インストールが完了したら、次にウォレットアドレスの作成を行います。
ウォレットアドレスとはユーザーの口座番号のようなもので、アプリを起動すると自動的にウォレット作成画面に遷移します。
利用規約を読んでから「同意する」をタップすると完了ですが、このときに12個からなる英単語が表示されます。
この英単語はスマートフォンを買い替えた場合やアプリを再インストールする場合に、それまで使っていたウォレットアドレスを復元するために使うバックアップフレーズです。
忘れてしまった場合はウォレットアドレスの復元が不可能となったり、第三者に知られてしまうとウォレット内のコインを盗まれてしまう可能性もあるなど、大変重要なものなので取り扱いには注意が必要です。
コピーしてメモ帳アプリなどに貼り付けて保存しておいてもいいですが、セキュリティの観点から紙にメモしてスマートフォンとは別に保管しておくことをおすすめします。

アソビマーケットの登録

ここまで完了したら、次にアソビマーケットの登録です。
アソビウォレットの下部メニューの「マーケット」をタップすると、サインアップメニューが表示されるので新規登録を開始します。
マーケット内で使用するユーザー名とメールアドレス、パスワードを設定し、最後に「アカウントの発行」をタップすると登録したアドレスに仮登録完了のメールが届きます。
メールを開き、記載されているアドレスにアクセスすることで本登録が完了となります。
ただし、マーケットに出品したり購入するためにはゲームアカウントとの連携が必要です。
下部の「マーケット」から「アカウント」を選択し、画面を下にスクロールして「ETHEREUMアドレスの確認」をタップします。
確認画面のOKをタップしたら連携は完了です。

まとめ

これでデジタルコンテンツの売買が可能となりますが、マーケットでは24時間に1回の割合でボーナスコインを配布しています。
コインで支払うことでゲーム内アイテムが半額で購入できるので、忘れずに受け取るようにしましょう。
出品する場合は、ゲーム内のマーケット担当に話しかけ、出品をタップします。
出品するアイテムをタップするとアカウント内にアイテムが移動するので、希望価格を入力したら出品完了です。
購入する場合はゲーム内でアイテムの名前を検索し、確認をタップするだけと簡単です。
現在は扱うゲーム数がまだ少ないですが、遊んで手に入れたコインが現実の通貨のように使える未来もそう遠くはないようですね。

参考記事
アソビコインとは?NFTの有益性についてもご紹介